2019年春ドラマ

【俺のスカート、どこ行った?】3話のあらすじ(ネタバレ)と感想「光岡(阿久津仁愛)の未来と明智(永瀬廉)の涙」

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ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」第3話が2019年5月4日(土)に放送されました。

ずっと不登校だったのぶお(古田新太)のクラスの光岡(阿久津仁愛)が登校してきたのは定期テストの朝でした。

不登校になっていた彼の家庭の事情と、母への思い。

彼の犯してしまった行いは、思いがけない方向に波及するのです。

ここでは、「俺のスカート、どこ行った?」第3話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

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【俺のスカート、どこ行った?3話のあらすじ(ネタバレ)

空席

2年3組の最前列、窓際の机は、のぶおが赴任して以来ずっと空席でした。

光岡慎之介(阿久津仁愛)は、以前も門の前まできたものの、踵を返して戻ってしまうところを世界史の里見先生(白石麻衣)に見られていたのですが、一度も登校しないままになっていたのです。

彼の家は母子家庭で、母親が繁忙期に突入したこの春から幼い弟と妹の保育園の送り迎えをすることになり、始業時間に間に合わなくなった、というのがその不登校の実情でした。

古い団地の台所で、母の代わりにカレーを作って弟妹に食事をさせ、明るくふるまっている彼でしたが、亡くなった父の希望もあって光岡の大学進学を薦める母の思いは、重荷でもあったのです。

のぶお、初めての定期テスト

翌日からのテストに備えて、のぶおも準備に余念がありません。

その様子に娘の糸(片山友希)と元彼の安岡(伊藤あさひ)は労ったり励ましたり。

賑やかに夜は過ぎていきますが…その中でのぶおはテーブルにあった薬を飲み、ペットボトルの水で流し込むのでした。

さて、そんな定期テストが始まるその朝も、光岡はぎりぎりに現れ…学校に入るか逡巡しているところで里見に捕獲されて初めてのぶおの前に連れてこられたのです。

授業を受けずに挑んだテストは散々なものでした。

何も書けないことに焦りを感じた光岡は、隣の席の茂木(菊池和澄)の解答用紙を盗み見てカンニングしてしまったのです。

その様子を、教室の後ろの方にいた甲斐(永瀬廉)はじっと見つめていました。

なりゆきで…

放課後、慌てて駆け出していく光岡に、のぶおは手を差し伸べました。

母親の弘子(須藤理沙)が保育園のお迎えに間に合わず、光岡に電話がかかってきた、というのです。

タクシーを飛ばして送り届けたなりゆきで、のぶおと若林(長尾謙杜)は光岡の家で夕食までごちそうになったのです。

その時、のぶおは光岡が不登校だということを母が知らなかったのだと気づきました。

大学に行く意味も見つけられない彼は、しかし、「俺、起業したいんだよね」とのぶおに吐露します。

「全国の母親が、幸せになれるサービスを作りたい」

彼は、子育てと仕事に忙殺される母を見て、母親が自分のために生きている時間はどこにあるんだろう?というのです。

具体性もない、幼い気持ちではありましたが、のぶおはそれを認めたうえで「だからと言って学校をやめていいわけじゃない」と諭すのでした。

問題、発覚

その頃、明智と東条(道枝駿佑)の間には微妙な空気が流れ始めていました。

明智の取り巻きの生徒らも、だんだん東条を避けるようになり、川崎(高橋ひかる)もその様子を気にして見守っていたのです。

テストの採点が進むうちに、光岡の解答用紙がおかしいことに里見が気づきました。

隣の茂木と、正解だけでなく不正解なところまでまるきり同じだったことから、いずれかのカンニングが疑われ、光岡が白状したのです。

母が呼び出され、今期の試験は全科目0点という扱いになるのだと宣告された光岡。

学校を辞めようとするほど投げやりになっている彼に、「やりたいことがあったんじゃないの?」とのぶおは話しかけるのです。

それはもう無理なことだから、と諦めている彼に「それは“ズル”をしたからだ。あんたがほんとにやりたいことでは、ズルはできないよ」というのです。

そんな光岡の間違いを「許されないこと」と言う長井(松下奈緒)の言葉を、のぶおは「違うわ!」と遮ります。

「間違いが、許されないことの方が間違い」___間違えても、もう一度挑戦できる社会の優しさこそを教えたい、と彼は言うのです。

全教科0点で、光岡の将来を潰すのが学校の仕事ではない…校長は、再テストを申し出てくれたのです。

ただし、2年3組全員が受けることが条件とされました。

やっても無駄、どうせ点なんて取れないからやる意味がない…とその再試験すら拒もうとする光岡に、のぶおは優しく言いました。

「あんた、目標もあるし、自分をよく知ってるし、母親も思いやれるし、賢いわ。
ただ、バカになれないのが残念ね。
こういう時は、バカのふりして“ありがとうございます”って、言っとくもんよ?」

不穏な空気

夜の繁華街で、若林はデリバリーのアルバイトをしていた明智を見かけました。

校則で、バイトは禁止されているのです。

翌朝、光岡のカンニングによって再試が行われることがクラスに告知され、不穏な空気が流れました。

明智は「再試で成績が下がるリスクもあるはず…だから、ゲームしませんか?」とのぶおに持ちかけるのです。

前回より、のぶおの担当する国語の平均点が上がったら、何か一つ言うことを聞く、というそのルール。

意味ありげな笑みを浮かべる彼に、さらっと「良いわよ?」と快諾するのぶおでしたが。

明智は「無理」「もう勉強したくない!」という取り巻きの生徒らに「良いカンニングの方法がある」というのです。

その時も。
明智は笑っていました。

再試の日

光岡のことを気にかけていた今泉(竹内愛紗)は、自分のノートを届け、頑張ろう、と励ましました。

職員室でも教師らが問題を作って翌日の再試に備えていたのです。

里見は「間に合わない~」とぶつぶつ言いながらも、保健室のテーブルでパソコンを叩いて作業を進めていたのです。

テストも授業も、生徒一人一人に合わせたらいいのに…という彼女のつぶやきに、のぶおは「オンリーワンも大事だけど、ナンバーワンもきっと大事なのよ…飲む?」と、弁当箱を差し出しました。

そこに並んでいたのは、のぶおの好物のおいなりさんでした。

「おいなりって、飲み物なんですか?」
「うん」

里見がひとつ手に取って食べると、思いがけず「美味しい…」と声が出ました。

彼女が口元につけた米粒に「おべんとつけてどこ行くの?」とまるで歌うように手を出して摘まむのぶお。
ナチュラルな動作になにごとかを思う里見でした。

その夜遅くまで勉強していた光岡でしたが。

翌朝の教室は彼にとって針の筵のようでした。

再試は、必死に取り組んだおかげで、前回よりはましになったと思われた光岡でしたが。

翌日の朝___彼は学校の現れませんでした。

彼が受けなければ、再試の意味がなくなります。

のぶおは田中先生(桐山漣)の自転車を借りて爆走します。

カーテンを閉め切って座り込んでいた光岡は、迎えに来たのぶおに「行かねーよ…みんなに文句言われるんだ…お前のせいで再テストだとか…」と泣きそうな顔でぶちまけました。

母親が子供たちのために頑張っていることが負担に感じること。
もっと自分のために時間を使ってもらいたいと思っていること。

自分の中でぐちゃぐちゃになっている感情をぶつけた光岡に、のぶおは言いました。

「学校はお前を待ってる。行って欲しいと願う母親がいる!それだけで十分だろ?!」

ガラス窓を叩いて破ろうとするのぶおを必死で止める光岡は「ガラスが割れたらお母さんにも迷惑かかるから!」と押しとどめるのです。

もともと生真面目な光岡は、周囲に迷惑をかけてしまったことで気持ちの持っていき場を失っていたのです。

「私が、ミスくらい許せるクラスを作ってやるから!」

頭突きでガラスを破ろうとしたのぶおに驚いて窓を開けると、その頭突きは光岡に直撃しました。

しかし、吹っ飛んだウィッグに毒気を抜かれた彼は、のぶおとともに自転車で学校に来て、ぎりぎり試験を受けることができたのです。

「待ってたんだよ?」という今泉らに、彼は初めて頭を下げ、心の底から詫びました。

「な?みんなそんなに気にしてないだろ?」

のぶおの言葉に救われたように、光岡は泣き笑いの顔をあげて試験を受けたのです。

カンニングOK?

テストの開始時、のぶおは試験の解答を見せて言いました。

「見ても良いよ。二回も試験受けるのかわいそうだし」

明智は「それだと先生の負けで、言うことを聞かなきゃいけなくなりますよ?」というのですが。

のぶおは笑って「ドンと来い!」と言って黒板に答えを書こうとするのですが。

明智は呆れた顔で机の向きを変え、背を向けてしまいました。

それを見た若林が真似ると、光岡が…今泉が…クラスの全員が後ろを向いて試験を受け始めたのです。

その様子に、のぶおは安堵し、粛々と時間が流れていくのでした。

そして放課後

試験を終えた光岡に、今泉らが声をかけてきました。

帰りにファストフードに寄らないか、というのです。

躊躇した彼ですが、その誘いを受け入れてじゃれるように歩き始めました。

試験の結果、光岡は赤点なし。
彼はその救済措置の目的をしっかりとクリアできたのです。

光岡の周囲が落ち着きを見せたかと思われた半面、明智の取り巻きは、東条をあからさまに仲間外れにするように…。

明智はそんな様子を気にかけることもなく一人で部屋に帰っていきました。

そこは古いペントハウスのような場所で、家族の姿も気配もありません。

膝を抱えて座り込む彼の眼からこぼれたのは_____一筋の涙だったのです。



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【俺のスカート、どこ行った?】3話の感想

1話の最後でのぶおが重機で思い切り破壊するまで、定刻より早めにぴっちりと閉ざされてしまっていた豪林館学園高校の正門。

それは長井(松下奈緒)がポリシーを持って閉ざしていたものですが。

そのほんの数分のことで、光岡は授業を受けることを諦め、不登校になっていたのです。

そして、カンニングが発覚した時に「間違いは許されない」と言った彼女に、のぶおは「間違いが許されない社会の厳しさではなく、間違いを許す社会の優しさを教えたい」と言うのです。

二人の対比はとても明快ですが。

一生懸命な長井の、心が伴わない上滑りしがちな様子より、のぶおの器の大きさ、どっしりとしたぬくもりに、どこかほっとしてしまいます。

逆に、松下奈緒さんがその若さと頑なさ、ウザさを上手く表現しているなぁ、とも感じます。

そうした大人たちを手玉に取るように漂っている明智の、どこか空虚で投げやりな様子には、金八先生の兼末健次郎のキャラクターが重なって見えます。

周囲を巧みに操ってトラブルの種をまく彼の背後の闇は一体何なのか。

しかしのぶおはそうしたものもある程度見透かしているように感じられます。

そして彼の孤独が凝縮されたような部屋。

のぶおがこの学校に来た本当の意味が解る時、彼の闇も霧散して、幸せな大人になっていけると良いなぁ、と思うのです。



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【俺のスカート、どこ行った?】3話の評価評判

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まとめ

ラストシーンに大きな爆弾が来たな、と思いました。

明智は自活しているのかな?

家を出て一人暮らしをしているのか。

それとも親に捨てられるようなことが起こったのか。

彼の闇の根源は、孤独…?

たった16歳の心は、逞しくならざるを得なかったとしても、それほどの強靱さを保てるわけではないはずです。

のぶおに甘えられる生徒らのように、素直になれない彼に、いったい何があったのか。

このドラマの軸のひとつは明智の人生になるんだろうな、と感じました。

さて、そんな彼は来週の“職業体験”でまた周囲を巻き込んで騒動を起こす予感が。

大人をなめているのか。
それとも虚勢を張らないと生きていけないのか。

薄笑いを浮かべた彼を不憫にも感じますが。

のぶおか、それとも誰か大人の存在が、彼にとっての救いになることを、蚊帳の外からでも祈らずにはいられないのです。



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