2019年春ドラマ

【ミストレス】5話のあらすじ(ネタバレ)と感想「歪む冴子(玄理)の現実」

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ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」第5話が2019年5月17日(金)に放送されました。

大学に戻った貴志(杉野遥亮)を想い、寂しさをかみしめる香織(長谷川京子)。

思いもよらない妊娠に戸惑う冴子(玄理)。

幸せに水を差す無言電話に立ち向かおうとする友美(水野美紀)と樹里(大政絢)。

それぞれの時間は進みつつありますが、少しずつ歪み、そして捻じれ始めました。

後戻りのできない人生___今回、中盤のクライマックスです。

ここでは、「ミストレス」第5話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

ミストレス~女たちの秘密~
【ミストレス~女たちの秘密~】キャスト(出演者)紹介!長谷川京子ら4人の女性がリンクするオンナたちの本音前クールの「トクサツガガガ」や文化庁芸術祭で大賞を獲った「透明なゆりかご」など丁寧な作りでドラマ好きからの評価も高いNHKドラマ10。 ...

【ミストレス】5話のあらすじ(ネタバレ)

それぞれの“誤算”

狂おしい思いを告白した貴志の背中を押して、大学のある京都に送り出した香織。

それこそが正しい道、互いの在り方だと思いながらも、香織は心に穴が開いたような日々を過ごしていました。

無精子症と判明してしまった夫・悟史(佐藤隆太)ではなく、部下の坂口(細田善彦)の子を身ごもってしまった冴子。

悟史がやっと不妊治療に前向きになった時に、自らの過ちの、取り返しのつかない結果に呆然として、彼女は香織のもとを訪れたのです。

「もし、私が妊娠していたら…病院の検査の時にわかるものかな…?」

香織は笑って「もちろん判るわよ」と答えましたが。

その浮かない表情に気づきました。

冴子は自らの過ちを含み、香織に尋ねます。

「お腹の子が、悟史の子だっていう可能性、あると思う…?」
「奇跡が起きない限り、無いと思う」

香織の答えは、予想はしていても、冴子にとってそれは絶望そのものでした。

「誰の子なの?言えない相手?」
それは、医師として、そして友人としての気遣いでした。

「私…なんてことしちゃったんだろう…」
目を潤ませて、冴子は懺悔のように言葉を絞り出したのです。

魔法のような時間と、疑惑

晴れて、恋人同士となった友美と安岡(甲本雅裕)は、公園でランチデートをしていました。

色とりどりの美しいお弁当に喜ぶ安岡を、そんな彼を見て笑顔を弾けさせる友美は、幸せをかみしめていたのです。

「まさかこんな日が、僕に来るなんて…」

少し猫背でそんな言葉を言う彼に「私もです」という友美。

「まさかこんなふうに、男の人と、また…」

しかし。
そんな風に穏やかな時間をすごしていた友美たちの姿を、娘たちの同級生の母親が遠くからみつめていたのです。

自宅に戻った友美に、また無言電話がかかってきました。

今度は番号が表示されていたのですが…雑音の向こうにただならぬ気配を感じて、友美は思わず聞いてしまうのです。
「…パパ?」

「三時間も悩んだの?かけるかどうか!」

友美に相談されて、樹里がやってきました。

ずっと心配していた無言電話に、やっと手掛かりがでてきたのです。

「かけるのが、こわかったから…それまでずっと非通知だったのに…これ、パパじゃないかな…」
「そんなバカな…」

樹里は友美がメモした番号にコールバックすると、その先はホテルだったのです。

追いかけてくる過去

小田切(蟹江一平)からの電話で、香織は思いがけないことを聞かされました。

「君と、木戸光一郎さんの息子のこと…」

そんな噂が流れていることを告げながらも、ただの嫉妬でそんな話を持ち掛けたわけじゃない、と小田切は言いました。

彼は、木戸がモルヒネの複合摂取で自殺したことと、大学病院から処方されていた量だけではオーバードーズになるほどではなかったのではないか、という疑問を投げかけてきたのです。

「俺は、香織のことが心配なだけだよ」という小田切は「気を付けろよ、あとで取り返しのつかないことにならないように…」と、まるで諭すように言いました。

樹里と友美は、電話番号の示すホテルに急行していました。

個人情報を盾にして口を割らないフロント係に一計を案じた樹里が、その部屋の番号緒ゲットしたのですが。

その部屋にいたのは若い女性でした。

「子供がいたずら電話をかけたのかも…」

彼女の背後には、幼い男の子がいたのです。

女子会で…

夜の柴崎家のテラスで、その無言電話が害のないものだったようだと報告を受け、香織や冴子も安堵しました。

行方不明の“夫”からのものではなかったのだから、彼のことを考えるのはやめなさい、という樹里。

これで、やっと何の憂いもなく安岡と付き合えるのだから、と4人はシャンパングラスで乾杯するのです。

7年ぶりに恋をした友美に「肌がつやつやしちゃって!」という香織。

友美はそんな安岡とのことを聞かれて、口を滑らせそうになって「やっぱり恥ずかしいからやめる!」と口をつぐむのですが、思わず顔が緩んでしまうその様子はまぶしいものでした。

その幸せそうな様子に、冴子は「体調が悪い」といって中座してしまったのです。

もちろん、シャンパンもこっそり口を付けないままでしたが、友美たちは気づいていました。

妊娠。
しかもその原因は悟史さん…それって、マズくない?

ウソの付けない香織は、二人に告白してしまうのです。

「魔が差したのかなぁ…冴ちゃん」

友美が、ぽつりとこぼしました。

「そうかもしれないわねぇ…女だもん」

香織もさらりと答えましたが、その憂いに満ちた瞳を正視できず、友美は思わず問うてしまうのです。

「その後どうなった…?木戸さんの息子さん、京都に帰ったんでしょ?連絡してくる?」

無い___寂しいの、自分でもびっくりするくらい寂しくて___香織のそんな赤裸々な言葉に驚いた友美に、香織はあの素描を見せるのです。

「これはまずいわ、こんなことされたら、香織じゃなくてもよろっときそう…でもこれで良かったんじゃない?付き合うべき相手じゃないもの」

香織は自虐を込めて言うのです。

「私はダメね…いけない方へ、いけない方へ___」

全然そんな風に見えないのにね、香織は誰が見ても優秀で真面目な女医さんなのにね、と慰めた友美に、香織はふっと表情を緩めるのでした。

冴子が帰ると、悟史が待っていました。

彼は代官山で、好物のイチゴタルトとレモンパイを買ってきた、というのです。

不妊治療の予約をし、冴子となら大丈夫だ、というのです。

予約は来週の平日。
冴子は、自身の秘密がバレるのではないか、というおそれに苛まれていくのです。

変転

友美のSNSに「子持ち不倫はいけません」「いい年した中年の恋愛ごっこ。恥ずかしい」「気持ち悪い」などという書き込みが始まりました。

「不倫じゃないもん…」
友美はその画面をスクロールして悲しそうにつぶやいたのです。

その頃、香織のもとに貴志からメッセージが入っていました。

「元気にしていますか?」

待ちわびた彼の短いその言葉に、思わず電話をかけてしまいそうになる自分を、香織は懸命に押し止めました。

不妊治療の当日、冴子は仕事の合間に抜け出して病院に向かいました。

待合室にいた悟史は、幼い子供を構い、笑顔を向けていたのです。
その様子に、冴子は自分の抱えた秘密の重さをかみしめ、思わず背を向けてしまったのです。

樹里は、情熱的なキスをした玲が自分を避けていると感じていました。

「別に避けてない。ただ忙しいだけ」

そういう玲に「あなたはどうなの?」と問われ、樹里は「友達としてならいいんじゃない?私はいろんな人と付き合って、貴女もその中の一人」と樹里は答えました。

二人は、成り行きでダブルデートの約束をしてしまうのです。

玲は、婚約者の“彼女”のミカを連れて。
そして樹里は結婚を前提に交際をし始めるかどうか、という曽我部(森優作)を呼んで…。

それぞれの運命が大きく転がっていきそうな予感がありました。

好きな人

香織は、小田切から誘われた大学病院での仕事を断りました。

「興味はあるけれど、もうあの頃みたいにハードな生活には戻れない」

小田切もそんな予感があったのか、引き留めることはしませんでした。

しかし、その代わりに彼は「なぁ、香織…結婚する気ない?」と突然言ったのです。

「四十過ぎてモテなくなったから、急に弱気になった?」
「四十過ぎて、ようやく元カノの魅力に気付いた___香織みたいな女は、どこ探してもいない」

ありがとう___でもね、私、好きな人がいるの。
そう言って、香織は踵を返して彼のもとを去るのです。

冴子は黙って病院から会社に戻ると、悟史がオフィスに現れました。

彼は冴子の上司に「子供を作りたい」とも告げて、便宜を図ってもらうように頼んだというのです。

子供が欲しい余り前のめりになる悟史の行いに困惑する冴子でしたが。

そんな彼と、坂口が顔を合わせてしまいました。
気まずさと焦りが募る彼女の表情は曇るばかりです。

樹里の部屋でダブルデートの食事会が始まりました。

レズビアンの玲たちの結婚観を聞いて曽我部は「素晴らしい!」と驚きを隠しません。

また、彼女らのなれそめであった“カミーノ・デ・サンティアゴ”=聖地巡礼の話を聞きながらも、樹里は心をかき乱されていました。

玲がテーブルの下で絡めてきた指に囚われる樹里。
玲を愛し始めていた彼女にすれば、もうすぐ結婚(パートナーシップ制度による事実婚)してしまうということの意味がずしりと伝わってきていたのです。

やっと二人でおしゃれしてデートする機会を得た友美と安岡は、少し遠出して周囲を気にせずに話をすることができました。

「友美さん、僕…はっきりさせておきたいんですけど」
背筋を伸ばして、安岡は、再婚を前提に交際したい、と友美に打ち明けます。

驚きと、喜びを交互に表すような友美の表情に、安岡は思わず「綺麗です…今日のあなたは…今まで以上に綺麗です」と真顔で告げました。
そんな二人に、店中から拍手が沸き起こりました。

曽我部とミカの会話が何となく盛り上がる中で、玲と樹里はベランダに出ました。

タバコをくゆらす玲は樹里に結婚パーティーの招待状を手渡すのです。

樹里を翻弄しながらも、ミカと結婚するのだという玲。

「行ったら、思いっきり嫉妬しちゃいそう」
冗談、見に行くわ、あなたのウエディングドレス___樹里はそう言うのが精いっぱい。

「ねぇ、どうして私にキスしたの?」

「あなたのことがすっごく好みで、ひっかけようと思った。素直すぎて、手が出せなかった」
「素直?私が?」
「思ったことがすぐ顔に出る…」

そういわれて複雑な気持ちになる樹里でしたが。

「悔しいな…もう少し前に知り合っていれば___」
それは、樹里にとっては新たな呪縛にもなりうる言葉だったのです。

寂しさの正体

テラスで、一人ワインを飲む香織は、貴志の電話番号をタップするか否か、悩み続けていました。

冴子は、会社の屋上で夜景を眺め、ぼんやりと考え込んでいました。

「良いんですか?帰らなくて」

坂口は、冴子が心配で会社に戻ってきたというのです。

「僕のせいですか?
僕のせいで、上手くいかなくなったんですか…ご主人と?」
それとも、上手くいかないから…僕と?

「答えなくていいです。でも、もしも、何か、困ってることがあれば…」
冴子は、その言葉を遮り「私の問題だから…」と言うのです。

坂口は泣きそうな顔をしていました。

「あなたには…あなたには関係のないことだから」
うつむいた坂口は、冴子の手を掴んで引き寄せようとしました。

「好きなんです…避けられてるの解ってるけど、こんなことしたらマズいってことも解ってるけど…でも」

冴子は、引き寄せられそうになる手を振り払って彼の前から走り去ってしまいました。

「樹里さんといると、世界が広がる気がするなぁ」
パーティの後片付けをしながら無邪気に話し続ける曽我部の声。

樹里はテーブルに置き忘れられた玲のライターをみつけました。

それを見て、玲に会える、と思った彼女はおもわず駆け出してしまうのですが、彼女に気づかない玲とミカは川べりで抱き合い、キスをしていました。

大切なものに手が届かないことを想い知らされて、樹里の心は泣いていたのです。

脅威…?

友美は、好きな人ができた、と娘の萌に告白しました。

ベッドで添い寝しながら、彼女は将来も考えて付き合いたい、と告げると…萌は「良いよ、ママがシアワセなら」と言うのです。

その大人びた様子に友美の方が驚きながらも、祝福してくれる彼女に安堵した友美でした。

しかし、周囲に対する懸念から「まだ誰にも言っちゃダメ。大切なことだから、心にしまっておきたいの」と口止めをしたのです。

その時、思いがけない人物が訪れました。

ホテルにいた若い女性___あの電話は私がかけたの。私は、貴女の亡くなったご主人のことを知ってる___私、俊哉(吉沢悠)と一緒に暮らしてたの。

「俊哉と私は愛し合っていたの」
そう言って玄関に入り込もうとする女を、友美は押し出してドアを閉めましたが、彼女は大声で繰り返し、そしてドアをたたき続けたのです。

忘れられない人

小田切の求婚と大学病院への復帰の誘いを断りながらも、香織は貴志への気持ちを完全に断ち切ることができずにいました。

それでも、現状のままでよいはずはないと理解していた彼女は、貴志の連絡先を削除しようと考えを巡らせ、ようやく画面をタップした、その時、貴志が家の前に現れたのです。

「どうしても、貴女のことが忘れられなくて…貴女に会いたくて___」

駆けだした香織は、ためらわずドアを開け、貴志を迎え入れました。

「あなたが好き…どこにもいかないで」
私を一人にしないで…その言葉に貴志は激しく香織を求めるのでした。



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【ミストレス】5話の感想

じわりじわりと積み重なってきたいろいろなものが、実はもう踏ん張りがきかずに崩れる寸前に陥るっているのだと痛感した第5話。

恐ろしいことが次々畳みかけてきて、見終わったときにはその最初の数分間が思い出せなくなりそうな濃さでした。

最大のホラーは、ホテルにいた若い女です。

ミキという名前らしい彼女は、なんというか、目が尋常でない雰囲気で、リアルにいたら絶対近づきたくないタイプ。

夜遅くにいきなり家の前に現れて、貴女の夫の愛人です、みたいなことを言われ、ドアをガンガン叩かれたら、誰でもきっと怖くて震えると思うのですよ…。

(友美ちゃん!警察呼びなさい!)
私だったら迷わずそうすると思うのですが。

あの後の数分間がどうなっているのか、が今めちゃめちゃ気になっています。

そして、冴子は今、心底いたたまれない思いでいるはず。

もともと子供が欲しくて暴走していた悟史ですが。

何なんでしょうね…この人?
自分のことを被害者みたいな感じで冴子に甘えて、当たって___あの時の不協和音がなければ、こんなことにはならなかったというのに。

ある意味、距離なしで冴子のテリトリーに笑顔でぐいぐい押し入ってくる悟史の、うっすらとした気持ち悪さが次第に大きくなってきています。

大好きだったはずの夫の器の小ささや、エゴを許容できなくなりつつある冴子にとって、坂口の存在は複雑だけれども、確かに“救い”ではあったはず。

しかし。
許されないことをしたツケは、冴子に重くのしかかってくるはず。

…次回の予告編のたった15秒の動画に、今すごく生殺しの気分です。



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【ミストレス】5話の評価評判

まとめ

友美の夫は生きているのか。

それとも事故で亡くなっているのか。

あの女は東南アジアでの現地妻だったのか。
あの男の子は、まさか夫の子供だったり…?!

本編後半からぐぐっと疾走感が増して、予告でとどめを刺された気分なのですが。

振り返って、今回ちょっと気になることは…曽我部のこと。
彼、男前だと思うのですよ。
この作品のなかでは珍しく朗らかで、だからこそ異質に見えるのかも。

樹里はこれまでに付き合ったことのないタイプだから曽我部のことを扱いかねている気もしますが。

玲とは火遊び的な関係…結婚するなら曽我部を応援しちゃうなぁ。

大穴で、彼と玲の婚約者が仲良くなって、樹里と玲が付き合うとか、パートナーシップを本気で考えるようになったら、凄いな、と思います。

いろいろ拗れまくっている様相ですが。
本当に何をどこまで信じていいのか。

折り返し地点をやっと過ぎたばかりなので、まだまだこういう揺さぶりは続くのだろうなぁ、と思って予告を見ています。



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