2019年春ドラマ

【ミストレス】2話のあらすじ(ネタバレ)と感想「翻弄されていく香織(長谷川京子)たち…」

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ドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」第2話が2019年4月26日(金)に放送されました。

互いに“親友”として良い付き合いをしてきた4人の女性___香織(長谷川京子)、友美(水野美紀)、冴子(玄理)、そして樹里(大政絢)は、期せずしてみなそれぞれが人生のターニングポイントを迎えようとしていました。

ここでは、「ミストレス」第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

ミストレス~女たちの秘密~
【ミストレス~女たちの秘密~】キャスト(出演者)紹介!長谷川京子ら4人の女性がリンクするオンナたちの本音前クールの「トクサツガガガ」や文化庁芸術祭で大賞を獲った「透明なゆりかご」など丁寧な作りでドラマ好きからの評価も高いNHKドラマ10。 ...

【ミストレス】2話のあらすじ(ネタバレ)

恋人の息子

香織は亡くなった秘密の恋人・木戸(橋本さとし)との関係を、木戸の息子の貴志(杉野遥亮)に疑われていました。

貴志は心療内科の患者として、香織のクリニックに現れるようになったのです。

木戸の遺品にあったバレンタインのカードのことが頭から離れない…その相手のことを探したいのだ、という貴志を宥める香織でしたが、彼の暴走は止まりません。

目標でもあった、尊敬する父の不貞にショックを受けた貴志は、子供と大人が混在しているような不思議な存在感がありました。

香織は眠れるように、と薬を処方し、彼をある所に誘うのです。

フランク・ロイド・ライトが設計したというその館は木戸が愛した場所でした。

死してなお、作品は世に残り、人々の記憶に刻まれていく、それが建築家であることの喜びだと___葬儀の席上で貴志が「父は僕の誇りだった」と述べたことを指して、香織は言いました。

「これ以上お父様のことを詮索するのはやめなさい。誰にでも、人に触れられたくない秘密はあるはずよ」

残念だけれど、お父様はもういないの…そう語る香織の瞳が潤んでいたことに、貴志は気づいていました。

誤爆

冴子は、子供を欲しがる夫・悟史(佐藤隆太)とキャリアのはざまで揺れていました。

女性として愛されたいと願いながらもすれ違うそのコミュニケーション。

思い切って自撮りしたセクシーショットを、夫にメールしたはずが、なんとそれは部下の坂口(細田義彦)に誤爆していたのです。

それに気づき、動揺してしまった冴子は、坂口に口止めし、メールを削除させたのですが…恥ずかしさの余り、坂口の顔をまともに見られなくなりました。

実直な男

樹里には新たな出会いがありました。

父親の紹介で現れたのは実直そうな男・曽我部直生(森勇作)です。

勤務先のジムに訪ねてきた彼は一足飛びに「結婚を前提にお付き合いを!」と口走ったことから、樹里の信奉者であるマッチョな男たちは総崩れとなりましたが、樹里は悪い気はしませんでした。

その様子を見ていた会員の玲(篠田麻里子)は「意外な趣味してる」と笑うのです。

「みんな、助けて!!」

友美は、事故で行方不明になった夫の保険金が入ったことが学校やママ友に広まっており、戸惑いを隠せません。

クラスのイベントの30人分の料理を押し付けられたりと、その周囲の空気は不穏でしたが、同級生の父親でもある安岡は、なにくれとなく彼女を気遣い、手を差し伸べてくれたのです。

そしてランチの誘いは夕食へと変わり、友美はときめいてしまうのです。

しかし、ふと気づきました。

自分はもう長い間オシャレに気を遣うこともなく過ごしていたのだと。

そして古い服を引っ張り出して着ようとしてみても、ことごとくサイズアウトして着られず、驚くほど自分がおばさん体型になっていたのだ、と言うことにやっと今気づいたのです。

ヤバい!と思った友美はメールを打ちました。

「みんな、助けて!!」

それは次の女子会のテーマとなりました。

女子会

7年ぶりに男性と付き合うかもしれない、という友美に、3人は好意的に言いたい放題です。

太ったことを気に指定ながら、目の前に並んだごちそうとワインを堪能する友美でしたが…「保険金が入ったばかりの時に出会うって、怪しくない?」と率直な言葉を投げかける冴子と、同調する香織・樹里に「良い人なのよ!」と言う友美。

しかも樹里はその場で「私もね、婚約したから!」と曽我部とのことを告げたのです。

帰り道、冴子は「そんなに簡単に婚約しちゃって大丈夫?」と樹里に尋ねます。

「愛のない結婚すると、後で後悔するよ」とも。

樹里は「愛のある結婚なんて、あるの?」と問い返すのですが、冴子はとっさに口ごもり、即答できませんでした。

香織の苦悩

いつものように二人で残った香織と友美。

「本当にデートしてもいいと思う?」

まるで女子中学生のように相談する友美に「そういう気持ちも大切よ?」と香織は励ましていました。

友美も、香織を心配して「どうなった?」と尋ねました。

貴志が何度も病院を訪ねてきていること、カードに残した文字と、彼女の筆跡を比べて確かめたいのだろう、と香織は話しました。

かつて、木戸から息子のことを託されたこと、そして父親の姿を重ねるように似ているその様子に、香織は戸惑っていたのです。

「一人になるとつい、彼のことを考えてしまう」と。

玲の想い

帰り道、樹里はウエディングドレスのショーウィンドウの前に佇む玲をみつけました。

成り行きでバーに立ち寄った二人は初めてプライベートな会話を交わします。

玲がスタイリストだということを聞いて、樹里は興味津々です。

その左手の薬指にある奇麗な指輪に気づき、彼女は思わず訪ねてしまいました。

「女の子を好きになるって、どういう感じ…?」

玲は「あなた、本気で誰かを好きになったこと、ある?」と問い返しました。

その人のことが頭から離れなくなって
胸が苦しくなって
触れ合いたい、ずっと一緒にいたい
自分だけのものにしたい
___その相手がたまたま女性だっただけ、好きになる気持ちは同じ。

…そう語る玲のことをみつめた樹里に、彼女は「かわいい」とつぶやきました。

問題

帰宅した冴子の部屋には、姑が訪れていました。

冷蔵庫にはたくさんの料理がラベル付きで納められ、夫に見せたかったセクシーなランジェリーまでが洗濯の上、きっちり畳まれてソファに置かれている、というありさまです。

突然の来訪には一つ大きな理由がありました。

悟史の兄嫁が病気でもう子供を望めなくなったことから、孫を望む姑はその希望を悟史夫婦に託そうとしていたのです。

彼と冴子の間に子供が授からないのはそのどちらかの身体に問題があるのではないか、とまで言われたことに、冴子は怒りとも戸惑いとも言えない気持ちを抱きました。

「それで悟史はなんて答えたの?」

曖昧にしか答えない彼から、逆に問われて冴子は答えに窮しました。

「どのくらい待てばいい?その仕事は、子供を作るより大切なこと?」

彼は、今切実に子供を欲しいと考えていたのです。

デート…?

友美は娘の萌が寝静まってから、安岡に「夕食をご一緒させてください」とメールしました。

「じゃ。店探して連絡します」という答えにドキドキする友美でした。

娘たちは安岡の家でシッターさんを頼んでお留守番、ということでそれは本当にデートなのだということに舞い上がる友美。

そんな時、家の電話が鳴りました。

安岡からかと受話器を取った友美でしたが、それは先日来の無言電話だったのです。

ターニングポイント

香織は公園を走っていました。

そこは木戸のお気に入りの場所だったのです。

リラックスしているその視界に入ったのは、貴志の姿でした。

彼は香織に父親の話をしてまるで揺さぶりをかけているかのようです。

「今夜、時間をもらえませんか?」
これで最後にするから、と懇願されて、香織はその願いを聞き届けました。

その頃、冴子は長い間温めてきた企画の「恋するリップ」のパッケージデザインのプランを認められましたが、その販売戦略のプロジェクトマネージャーはライバルの男性社員の村上が指名されてしまいました。

呆然とした冴子は上司に詰め寄りますが、返ってきたその答えは絶望的なものでした。

男性社員を育てるためなんだよ。
化粧品会社ということで優秀な女性ばかりが増えてきた。
このままだと男性社員が育たない。
お前のセンスも実力も認める、みんなだってそう思ってる。
だがな、ここは村上の下であいつを支えてやってくれ。

理不尽極まりないその返答に打ちひしがれた冴子を坂口が気遣っていました。

凹んだ冴子は悟史に「外でご飯食べない?」と電話をしたのですが…彼から返ってきたのは「家で食べよう、子供のことについても話がしたいから」という答だったのです。

ドタキャン

安岡の娘が急に発熱してしまい、せっかくのデートがキャンセルになってしまいました。

盛り上がってパックまでしていた友美はがっくりと肩を落としてソファにへたり込みました。

しかし、思い立って彼女は様々な料理を作り、彼の娘のために届けるのです。

スープやパン、フレンチトースト、プリン、安岡のためのビーフシチューまでが出てくるバスケットを見て、安岡は「魔法の箱ですね!」とつぶやきました。

その言葉に友美は素直に喜ぶのです。

友美はなぜ父子家庭なのか、ということを尋ねました。

安岡の場合には、母親が男と出奔してしまったのです。

シングルマザーとして奮闘してきた友美のことを「素晴らしい」と褒められ、友美は思わず泣いてしまいました。

その優しさに距離が縮まったかと思われた瞬間、友美は逃げてしまったのです。

「ごめんなさい…ごめんなさい!」

彼女は、踵を返して自転車で走り出しました。

筆跡

その夜、香織は貴志の希望を聞き届けて誘いを受けました。

診療が終わった時間に迎えに来た貴志は、木戸の愛車を駆って現れたのです。

思い出が詰まっているその車で、深い森の奥に走っていく貴志は、苦い記憶のある別荘に向かっていました。

「父は、本当はあなたに看取られたかったのでは…」

今日子は車を停めさせて森の中を歩きだしました。

ただ真実を知りたいだけ、という彼に香織は手帳に文字を書き殴り、カードの送り主は自分ではない、と言い放つのです。

夜景

薄暗いオフィスで残業していた冴子と坂口は一段落したところで缶チューハイを煽り、二人で夜景を眺めていました。

この一年の苦労と手柄を無残な形で攫われてしまった冴子を、坂口は労い、慰めてくれたのです。

「坂口君…あなた、いい人ね…」

疲れとアルコールのせいか、冴子は理性のタガを外しているかのようでした。

「ちゅーしていい?」

当惑する坂口の答えを聞くまでもなく、彼女は両腕を彼の首に回し、唇を重ねたのです。

その夜景の光の海の中を、貴志は無言で車を走らせていました。

香織の家に着くと、彼は行ったのです。

「自分で自分のしていることがわからないんです」

父の存在の大きさへの喪失感…その苦しさにかれは苛まれていたのです。

「ごめんなさい。あなたに酷いことを」

謝る彼を「もういいから…!」となだめる香織。

自然と、二人の唇はふれあい、慈しむようなキスになっていったのです。

高校の頃から、ずっと好きでした____それは、衝撃的な告白だったのです。



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【ミストレス】2話の感想

それぞれが独立した一本のドラマになってもおかしくない密度の物語が4人分、絡み合って一つの大きな流れを作っています。

そのどれもが、彼女らの意思に反して怒涛の展開を始めていて、観る人によってそれぞれ「推し」が違うんだろうなぁ、と思うようになりました。

生涯をかけるような恋、しかし不倫のそれを死によって強制終了させられてしまった香織。

シングルマザーの友美には、降ってわいたような、一見ほほえましくも見える淡い想い。

かりそめの関係を続けていた樹里には一人の人を真剣に想うことの重さを説く玲という存在。

そして冴子は気持ちが通じなくなっていく夫ではなく、この一年間共に働いてきた坂口との関係性…。

香織の物語は、なんだか韓流ドラマのようだな、と勝手に思っています。
そういえば、韓国版もありましたね。
その影響を受けているのでしょうか。

もっともクールなキャラクターである彼女が揺さぶられるのは亡くなった恋人の存在によってのみだったはずが、今はその息子に彼を重ねて胸が苦しくなるような想いを抱えているのです。

と、ここまで書いていて気づいたのですが。

おそらく、この4人だけでは物語は流れません。

それぞれの前には新たな“誰か”が現れたことで、それまでとは違う何かに直面していくのだな、と思うのです。



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【ミストレス】2話の評価評判

まとめ

現れる男たち、そして玲は皆、それぞれの敵であり、また味方であり。

彼らを見ていることによって、ヒロインたちの立ち位置がより一層鮮明になって見えるという重要な役割を負っています。

まだたった二話でこれだけの変転があるとなると、最後までは完全にジェットコースタードラマで予測がつかないな、と思うのです。

海外ドラマのリメイクではありますが、これはオリジナルを見てしまったら、きっと勿体ないんでしょう___丁寧な仕事をするNHKらしくて、振り回されながらも安心して見ていられる感じです。



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