2019年春ドラマ

【きのう何食べた?】2話のあらすじ(ネタバレ)と感想「佳代子(田中美佐子)さん登場!」

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ドラマ「きのう何食べた?」第2話が2019年4月13日(土)に放送されました。

「ゲイだって女性と付き合うこともある」

明かされる衝撃のシロさん(西島秀俊)の過去。

そして今もメールに女性の影が!

女よりも乙女なケンジ(内野聖陽)の男心は千々に乱れるのです…。

ここでは、「きのう何食べた?」第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声(評価評判)を紹介していきます。

【きのう何食べた?】2話のあらすじ(ネタバレ)

…女の影?

定休日にのんびり目覚めたケンジ。

7月某日、外のセミの声が聞こえてくる、長閑な朝です。

大好きなプレーンオムレツとパンの朝食を用意して出かけていくシロさんに「シロさんの星占い、ラブ運絶好調!モテモテだって!」とはしゃいで見送った彼…が見たのは、キッチンに置き忘れたシロさんのスマホ___LINEには“富永佳代子”の文字。

(…女性?!)

「おはようございます。今夜7時、いつものところで待ってます」

その文言にケンジは震えたのです。

シロさんのポリシー

今日も事務所で大先生(高泉淳子)を前に、シロさんは「自分は仕事にやりがいを求めているわけではない、楽で簡単な仕事なら、どんなつまらない案件でも引き受けますから回してください。6時に帰ることができるなら何の不満もないので!」

大先生はそれを承知でこまごまとした案件を彼に任せています。

今日は借金の保証人を引き受けたばかりに困っているこわもての依頼人の話をじっくり聞いたり、母親が友達の困りごとを気安く取り次いでしまったことに文句を言いつつも引き受けてしまったり…。

そんなシロさんを事務員の志乃さん(中村ゆりか)や若先生(チャンカワイ)は「やりがいは求めないとか言いつつ、意外と面倒見は良いんだよね」と生ぬるく見守っていたのです。

その頃、ケンジの心は乱れまくって冷静にはいられませんでした。

せっかくのお休みだというのに思い悩んで、気づいたらもう夕方。

蜩が鳴く中、ケンジはシロさんの待ち合わせ場所スーパー“中村屋”の前が見える場所で立ち尽くしていたのです。

帽子とサングラス、怪しい風情になっていた彼は、史朗にすぐ見つかってしまい、そこにいる理由をごまかそうとしながらも、緊張のあまりへたり込んで動けなくなってしまったのです。

“買い物友達”の佳代子さん

「バカだなぁ」

台所に立って手元を動かしながらも、シロさんはぐったりとテーブルに突っ伏すケンジに声をかけました。

「だってぇ…」

「佳代子さんはご近所の主婦だよ」

シロさんにとっては特売の果物などをシェアする買い物仲間で、今日は売り物にならない夏の苺を分けてもらった、というのです。

しかしケンジは「シロさん、ご近所に知り合いなんて作らないじゃない…なんで?」とどこか釈然としていない風情です。

それは…二週間前のうだるような暑い日、行きつけのスーパー中村屋の店先でおこったのです。

スイカが繋ぐ縁

その日、中村屋の店頭にはタイムセールで特大のスイカが並んでいました。

大玉で一個880円(税抜き)!

破格の安値ですが、ケンジと二人で一つ丸ごと食べるのはちょっとキツイ…と、思い悩むシロさんのとなりに、同様に険しい顔をしてスイカをみつめる女性(田中美佐子)がいたのです。

思い直して特売の卵をゲットしに行き、そしてまた帰ろうとしたその時…先刻の女性がまたスイカの前で熟考しているところに出くわしたのです。

隣にいたシロさんに気付いた彼女がそわそわし始め…ふと、口にしたのです。

「半分こしませ…」
「いいですねっ!」

皆まで言わせず答えたシロさんは、スイカを手に彼女の家を訪れました。

半分に切るまでのあいだ、お茶と、前回の特売で買ったスイカの残りの一切れをいただきながらふと我に返ったシロさん。

食器棚の上には蒸し器やホットプレート…古いマンションの一室はとても居心地の良い空間だったのです。

「日曜の昼下がりに、おれは見ず知らずの人の家で何してるんだ…?」

フレンドリーな女性のペースに載せられてしまったのですが、普段接することのない近所の主婦の前で、スイカの食べ方ひとつでゲイバレしてしまうことのリスクなどを考え、わざとワイルドにかぶりついたシロさん。

一方彼女は、ふと見た彼が異様に男前でどう見ても堅気じゃない…?とドキッとしてしまったのです。

お互いに変な腹の探り合いをして「こんな男前がスイカを理由に上がり込むなんて、もしや何かたくらみがあって…え、襲われるの…?!」とパニックを起こしてしまった彼女にシロさんは「私はゲイです!」と叫んでしまったのです。

さらにパニックを加速した彼女に、なすすべもなく弁護士の名刺を出したことでいったんは騒ぎが治まったのですが。

そこに帰ってきた彼女の娘ミチル(真凛)、そして夫の富永(矢柴俊博)に「誰?」と言われ、彼女は「大丈夫、この人ゲイなんだって…」と一度に拡散されてしまったのです。

それが、富永佳代子さんとシロさんの運命の出会いでした。

富永さんちのランチ

ゲイと言う人種が珍しいのか、富永さんちの親子はシロさんにあれこれぶしつけ一歩手前の質問をしたり、からかうようなことを言ったりして、シロさんを翻弄しましたが、そこでふるまわれたランチがとても美味しくて、その魅力に引き込まれたのです。

佳代子さんレシピのトマトや薬味をたっぷりと載せた具沢山のそうめんを再現してケンジにふるまうと、ケンジの機嫌も復活しました。

「シロさんみたいな人がいきなり家に上がったら、女の人はざわついちゃうよね」

不注意だった、と本人も認めていましたが、その皿の中に入っていた卵が今朝のオムレツのリメイクだったことに気づいたケンジは「ごめん、何ものどを通らなくて…」と詫びたのです。

「俺、そんなに信用できないか?」

“佳代子”という女性の名前なら、ゲイであれば心配いらないはずなのに、ケンジがこだわってしまったのには理由があったのです。

シロさんはかつてたった一人ではあっても、女性と付き合ったことがあったのです。

「いるよねー…そのまま世間体取り繕って結婚しちゃう人」

ケンジの小さな棘を含んだ言葉に「心配するな、おれはもうバイじゃないよ」と言うシロさん。

さらに突っかかるケンジは、毎朝食べているちょっと贅沢な食パンのことを持ち出してしまったのです。

それは、かつてシロさんが付き合っていた女性がやっているパン屋のものでした。

「元カノが徒歩10分のところに店を出してるってこっちとしてはもやもやするよ…」

相手はもう結婚して中学生の子供もいる女性です。

「きれいな人だった。化粧ッ気がなくて、ひとあたりも凄く良くて…」

ケンジはその店を偵察に行った時のことを思い出していたのです。

「はっきり言って、めちゃくちゃ素敵な女性でした!」

泣きそうな表情を浮かべているケンジは、だんだん我慢できずに鼻をすするような声になってきたのです。

「あの時の俺の気持ちなんて、シロさん絶対わからないよ…」

「いやおまえ…夫の愛人がやってる小料理屋を偵察に行った正妻みたいな気持ちに勝手になられても」

渋い顔をするシロさんに「笑い事じゃない!」とケンジは両手で箸を弄びながら言うのです。

いちごジャムのシアワセ

話を切り上げて席を立ったシロさんが取り掛かったのは、佳代子さんから頂いた大量の苺を使ってジャムを煮ることでした。

砂糖をまぶしておいた苺をホウロウの鍋で煮ていくだけのシンプルなその作業は、シロさんのお気に入りでした。

しかし、まだ不満が残っているケンジは黙ってリビングの片隅で洗濯ものを畳んでいたのです。

翌朝、二人はいつも通りパンをトーストにして朝ご飯を食べ始めました。

例の食パンを焼いてバターをたっぷり塗り、そこに出来立てのイチゴジャムを載せると、なんとも美しい朝食になります。

「いただきまーす」
ケンジは「ジャムが甘酸っぱくて、バターが薄しょっぱくて、サイコー!」と称賛しました。

あのさ。
きのうの話だけど。
仁美と付き合ったのは女っ気の薄い子だったから、こういう子なら俺でも付き合えるかって思ったんだ…。
でもやっぱり女の子は女の子で、ノンケの仮面をこのままずっとかぶり続けるのはつらいと思って、半年も持たなかった。
彼女の方から別れてほしいって言われて、ほっとした…。

パンを食べながらシロさんは語るのです。

もしあのまま、仁美と付き合い続けていたら…結婚とかしてたかもしれない。
子供だってできていたかもしれない。
でもゲイであることは止められないから…奥さんと子供裏切って彼氏作って、彼氏のことも傷つける…ぞっとするよ___。

だから、女性とどうこうってことはもうない…。

それはシロさんの究極の本心だったんでしょう。

ホッとして彼を送り出したケンジでしたが、シロさんが佳代子にだけはカミングアウトした、という事実に気づき、ふっと頬を緩めるのでした。



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【きのう何食べた?】2話の感想

佳代子さんは、原作では「筧志朗が頻繁にメールをやり取りする唯一の女性」として描かれています。

さばさばして料理上手な彼女は、この後シロさんの買い物仲間でもあり、師匠でもあり、まるで親戚のようなお付き合いになっていくのです。

母親とも関係を上手く結べなかった彼にとってはまさに唯一「普通に話せる年長の女性」であり、思いがけずカミングアウトしてしまったことで富永さんご一家からさらに不思議なご縁が舞い込んでくるのでした。

さて今回のレシピである具沢山のそうめんとイチゴジャムは簡単ですが、絶品です。

ことにイチゴジャムはまだ間に合うかもしれないので、興味のあるかたは是非トライして頂きたいですね。

原作者のよしながふみさんは、調理風景に細かいキャプションを入れますが、丁寧に取り除いた“アク”も紅茶に入れてロシアンティーにするとおいしいと書いていました。

作ってみると、とても美しいピンクの泡のムースのようなアクがとれました。

ロシアンティーはとてもおいしく、不思議なお味になりました。

さて、シロさんの元カノのお話は、切ないものでしたね。

ゲイであることはやめられないから、もし結婚したり、子供ができたりしても、だまして彼氏を作って、全員を傷つける…「ぞっとする」と言ったシロさんの言葉は、しかしそれだけケンジを大切に想っているのだということが伝わってきて、すとんと胸におちたのです。



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【きのう何食べた?】2話の評価評判

まとめ

テレ東の「ネットもテレ東」は見逃し配信のシステムですが、「きのう何食べた?」の第一話は5日間で120万回以上再生されたんだそうです。

これは、見逃し配信再生数歴代最高記録!

二話が放送されるまでにあとどのくらい更新したのか、気になるところですね。

ふと思ったのですが。
他の地方の皆さまも、このシステムなら見られるんじゃないのかなぁ…?

さて、本日のレシピはシロさんの美しいイチゴジャムでしたね。

スーパーの棚に、ジャム用の安いイチゴが並んだら、ぜひ試してみてください。

簡単ですが、出来立てのジャムの美しさやその美味しさは多幸感でいっぱいです。

今回富永さんご一家と知り合ったことで、次回はもっとディープなご縁が舞い込んできます。

ゲイの小日向さん(山本耕史)とその恋人のジルベール(磯村勇斗)…彼らとのお付き合いはシロさんとケンジの日常に時折小さな波乱を巻き起こすことになるのでした。



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