2019年春ドラマ

【きのう何食べた?】最終回(12話)のあらすじ(ネタバレ)と感想「2人の生きる道」

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ドラマ「きのう何食べた?」最終回(12話)が2019年6月29日(土)に放送されました。

40代半ば、原作では50歳を突破したシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)の時々波乱含みだけど、それなりに穏やかな日常と、晩御飯を描いたこの作品もとうとう最終回。

一応の決着をきちんとつけて、ここに完結しました。

最終回でもっとも美味しそうだったのが鶏のから揚げ!

シロさんの料理の原点、母親の久栄さんが割烹着を着て台所に立つ姿も「昭和のおかあさん」と言う感じで素敵でした。

ここでは、「きのう何食べた?」最終回(12話)のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の反応(評価評判)を紹介していきます。

【きのう何食べた?】最終回(12話)のあらすじ(ネタバレ)

普段の顔か、否か

お正月___。
元旦の早朝、ケンジ(内野聖陽)は洗面台の前で懊悩していました。
シェーバーを片手に…ヒゲをそるべきか否か。

「あああああああああああ…どうしたらいいのおおおおおおおおおお!」と思わず叫んでシロさん(西島秀俊)を驚かせてしまったのでした。

大晦日の仕事納めで、店の皆にその印象をあれこれ言われて悩みまくったのです。

「ヒゲは、剃っていった方が良い!」

店長のヒロちゃん(マキタスポーツ)がきっぱりと言い切りました。

「だってさ、シロさんの両親と会うの初めてなんだろ?」

若手のスタッフにも「美容師って、ただでさえ軽く見られますからね…」と言われ、眉が八の字になってしまうケンジ。

「俺たちの両親てのは、昭和ど真ん中の世代なわけ。頭ン中かっちかち!これ、堅気に見えないから」

長い付き合いのヒロちゃんは言いたい放題です。

「そのまんまで良いよ!」
ヒロちゃんの嫁のレイコさん(奥貫香)は笑顔でいいました。
「髪もヒゲも、そのまんまで行った方が良い!普段の顔見せないんじゃ、親に会う意味ないじゃない?」

ヒロちゃんは、めったに会わない人なんだから、少しでも印象がいい方が良い、と言いますが。

「ごまかさないって決めたのに、そんな細かいこと気にしてどうするの?」
レイコさんはありのままのケンジを弁護して、背中を押してくれたのです。

しかし___一晩経ってもまだ、彼は決意を固められず…シェーバーを片手にぐるぐると悩み続けていたのでした。

「そんなの気にしなくていい!」

シロさんはシェーバーをひったくって片づけました。

「え?」
「あと30分で出るから!朝飯早く食っちゃえよ」

ありのままで良いのだ、と言われた気がして、ケンジは少しホッとしましたが。

お気に入りのスーツに着替えて、ネクタイを締め、コートを着て玄関で待っていたシロさんの元に急ぐと…。

「ね、俺…ちゃんとしてる?」

髪を撫でつけてみて、ケンジはシロさんに尋ねました。

「ちゃんとしてるけど…なんか変だなぁ」
「じゃあ着替えてくる!」

部屋に戻ろうとするケンジを抑えて、シロさんはドアに鍵をかけて歩き出したのです。

ファーストコンタクト

手入れの行き届いた古い日本家屋がシロさんの実家です。
立派な門松には迎春の飾りが付けられており、ケンジを迎えようという両親の気概が見えるようです。

「良いか?」
ケンジのネクタイを整えて、シロさんが訪ねます。
「うん!」
それにこたえて、ケンジがうなずきました。

呼び鈴を押すと、玄関のガラス戸越しに母・久栄さん(梶芽衣子)が出てきたのが見えました。
「…いらっしゃい」
その背後には父・悟朗さん(田山涼成)。
「やぁ!」

全員がどこか引き攣った初対面。

招き入れられた玄関で、ケンジはぎこちないまでも最初に挨拶をしました。
「明けましておめでとうございます!」

それにひっぱられてシロさんも頭を下げて、皆が一斉に「おめでとうございます!」と挨拶を済ませました。

ケンジは持参した虎屋の羊羹を久栄さんに差し出します。

「お口に合うと良いのですが…」
「あらまぁ…ありがとうございます!さぁ、どうぞ!おあがりになって」

ぎこちない食卓

お節料理が用意された食卓で、4人は向かい合わせに座りました。

悟朗さんにビールを勧められましたが、乾杯するタイミングを逸して、久栄さんがケンジの仕事について質問しました。

ケンジは母が美容師だったことからこの道に入ったのです。

「まぁ…それじゃあ、お母様もお喜びでしょうねぇ」
「だと、良いんですが…」

シロさんは、そのやり取りをじっと息を殺すように見つめていました。

沈黙の重たい食卓に耐えかねたように、久栄さんがシロさんに「唐揚げの準備をしてあるから、手伝ってくれる?」と言いました。

2人が台所に去ってから、残された悟朗さんとケンジ。

「君…史朗の高校の時のアルバムでも…見るかね?」
思いがけないその申し出に、ケンジは「はい!…見たい…です!」と答えるのでした。

シロさんの部屋で

古いブラウン管のテレビ、ラジカセ、そして古いペナントがそのまま壁に残された部屋は、几帳面なシロさんらしい雰囲気の空間でした。

彼が家を出たころのままに残されているその絨毯の上に、悟朗さんは古いアルバムを広げて見せてくれたのです。

「わぁ…か…」
わいい、という言葉尻を飲み込んで「若い、ですね」とケンジは言いました。

「そりゃ、高校生だからなぁ」

(きゃ~~~~シロさん、めちゃめちゃカワイイ…!)
心の中でそう叫びながらケンジはクールを装って、悟朗さんに尋ねました。

「史朗さんて、どんなお子さんだったんですか?」

悟朗さんは少し考えながら、応えます。

「あぁ…そうだなぁ…とにかく、よく勉強する子だった。
家内は喜んでいたけど、私は、内心呆れてたな」

「どうして?」

「高校生だぞ?ほかにやりたいこともあるだろうに、よくもまぁ、そんなに勉強ばっかり…」

…ケンジは、アルバムの中のシロさんの写真をみつめながら、言いました。

「あのぅ…お父さん?」
「ん?」
「10代の後半なら…史朗さんはもう自分がゲ…同性愛者だって、解っていたと思うんです…俺も、解ってましたから…」

悟朗さんは静かに、その言葉を聞いていました。

「それで、俺は…自分の腕一本でやっていける美容師になりたいって思っていました。今はないけど、昔は…サラリーマンになると、ほら、上司に…結婚を勧められるって聞いてたし…」

「上司と、家族ぐるみの付き合いもあったよ…それが出世に響いたりもしてなぁ」

堅実なサラリーマン人生を勤め上げた悟朗さんは、ケンジの言う意図を理解しているようでした。

「弁護士なら、実力さえあれば、一匹オオカミでも十分にやっていける…だから、史朗さん、弁護士になる!って心に決めて…勉強していたんじゃないでしょうか?」

「そっか…」

「あと。これも俺の推測なんですけど…一人っ子の自分が孫の顔を見せられないわけですから、せねていい大学に入って、弁護士になれば、親を喜ばせられるって思ったんじゃないかなぁ…それが、自分にできる一番の親孝行だって…」

「確かに、いつも思いつめたような顔をしとったよ…でも、私たちを邪険にしたり、むやみに反抗したりは、決してしない子だった」

「良い子だったんですねぇ…」
並んだ二人の背中がまあるくなり、一緒にアルバムの中のシロさんの顔をみつめていました。

鶏のから揚げと、蕪の葉とジャコ炒め

グレーの着物の上に白い割烹着をつけた久栄さんと、シロさんは二人で鶏のから揚げを作っていました。

調味料を入れる順番にも合理性とこだわりがあり、そうすることで鶏肉が水分を吸って肉が柔らかくなるのだと久栄さんが言います。

ふと思いついて、蕪の葉とジャコ炒めも作ります。
「昔よく、これで白飯掻っ込んだなぁ…」
どうも、筧家の思い出の定番レシピのようです。

鶏のから揚げは二度揚げするのがコツだそうです。低温で揚げてから、高温でカリっと揚げるのがポイントなのです。

二人でガス台の前で働いていると、いつもの久栄さんらしさが戻ってきました。

出来立てのから揚げにゆずを添えて食卓に並べると、ケンジの顔がぱぁっと明るくなりました。

「わぁ…俺、唐揚げ大好きなんです!」
「どうぞ、召し上がれ!」

両親の表情も柔らかくなり、ケンジもいつも通りの饒舌な彼にも戻りました。

「んーーーー…外がサクサクで、お肉柔らかぁい!ニンニクとショウガの味付けも最高!」

ふっと、久栄さんの顔が強張りました。
それに気づいた悟朗さんが「ちょっと…」と彼女を部屋の外に連れ出したのです。

「どうしたんだろ…俺、今の言い方…まずかったかな?」
「いや、別に…」

残されたシロさんとケンジは(やらかしたか…?!)とドキドキしていましたが…。
ぱたぱたぱたぱた…とスリッパの足音も軽やかに戻ってきた久栄さんは満面の笑顔だったのです。

「矢吹さん!お食事、お口に合いました?」

態度のギャップに戸惑いながらも、ケンジは「はい、とても美味しいです」と答えました。
気づくと悟朗さんもニコニコしています。

「良かった!」

笑い声まででてきた彼女にシロさんもケンジも半ば呆然としていましたが…機嫌が良いのは好都合だったので調子を合わせて笑ってその時間をやり過ごしたのです。

死んでもいい…!

「すっかりご馳走になって…本当にありがとうございました」

ケンジはだいぶ慣れたように朗らかに言いました。
「私たちも、とても楽しかったわ」
「じゃあ!」

ミッションクリア、とでも言いたげに、シロさんが言うと。

「気をつけてな」
「風邪をひかないようにね」

両親も、ごく普通に言葉を返してくれたのです。

「また是非いらしてくださいね、矢吹さん」
久栄の言葉にケンジは素直に「ありがとうございます」と答え、二人は筧家を辞しました。

その帰り道、二人は満ち足りた笑顔で並んで歩いていました。

「疲れたろ…?」

シロさんは、ケンジの緊張を知っていただけにそっと労いました。

「うん。でも良かった。最後、二人ともニコニコしてくれて」
「やけに機嫌よかったよな?」
「ほっとした…」

「二階に行った後、親父と何話してた?」
「ああ、うん…色々話したけど…ずっと聞きたいことがあったみたいよ?」
「何?」
「…えっとねぇ」
ケンジは、少し口籠ってから、言葉を選びながら言いました。
「なんていうか…」
彼は今日の悟朗さんの様子を思い出していました。

思いつめたような顔をした父はケンジに尋ねたのです。
「君がそう言うスーツを着ているということは…家の中で女の格好をしているのは…史朗の方かね?」

「____何だそれ?」

シロさんは絶句しました。

「気になってたんだと思うよ?」
「あ…それで最初にケンジを見た時、二人で変な顔してたのか?!」

食事中に悟朗さんが久栄さんを呼び出したのは、その話をするためだったのです。

「お父さんたちは、どうしても男同士っていうのが理解できないみたい。どっち方おんなの格好をするもんだって、思いこんでるんだよ」

悟朗さんたちは、家の中ではケンジが女装しているのだと思い込んでいるのです。
「まったく…!ほんとに済まん、頭の固い親たちで…」
史朗さんの渋面にも、ケンジは笑っていました。
「良いよ良いよ、それでご両親がちょっとでも安心できるなら」

ケンジは住宅街の階段を少しずつ上がり始めました。

「そんなことより、俺___夢みたい。
恋人の実家に遊びに行って、親御さんとご飯食べる日が来るなんて…俺には、そんな日が来るなんて…永遠にないって、思ってたもん___もう、俺、ここで死んでもいい…」

両手で顔を覆って咽び泣くケンジの、丸くなった肩をシロさんは抱き寄せます。

「何言ってんだ?死ぬなんて…そんなこと言うもんじゃない。
食い物…油と糖分控えてさ、腹八文目で、長生きしような俺たち」

「…そうしよ」

寄り添って歩く二人。
静かに、夜は更けていきました。

ありがとう中村屋!

「アスパラ一束248円て…高っ!」

中村屋スーパーの店先で、シロさんが思わず口走りました。
その手には佳代子さん(田中美佐子)からもらったエコバッグが。

いくら正月価格でもこれは酷い…と呟いたときに、天敵とも好敵手とも言える中村屋のレジのお姉さんと目が合ったシロさん。

「あ…明けましておめでとうございます…」と挨拶すると、彼女は一礼し、顎をくいっとしゃくるようにして合図してくれたのです。

その先にあったのはシロさん定番の“ごんべんのつゆ”___しかも底値が299円を遥かに割る215円という低価格(ただし一人一本まで)!

思わず「うわうわうわ!」とシロさんでも叫び声をあげてしまうほどの衝撃でした。

さらに彼女が指さした先にあったのは低脂肪乳が1パック75円という奇跡の価格!

「あああ…ありがとう中村屋!最高です!今年も、通わせてもらいます!」
「良いお正月だね、シロさん!」

シロさんはうなずき、二人で一本ずつ手に取っているその姿に、お姉さんも思わずにっこり微笑むのでした。

二人でお茶を…

「ほんっと、良い正月だなぁ…」

節約できてウキウキのシロさんを、ケンジはお茶に誘いました。

駅前に可愛いカフェがある、というのです。

喫茶店ならそこにある、というシロさんに対して、ケンジは天気もいいし、足を延ばして可愛いカフェに行きたいんだ!と主張するのでした。

いつになく強引にシロさんの腕をとって歩き始めたケンジ。

賑わうカフェのど真ん中のテーブルに腰を下ろした二人。

運ばれてきたスコーンに「食べてみたかったんだぁ」というケンジ。
「美味そうだなぁ」
「でしょぉ!半分こしよう!」

そう言ってごく自然に割って手渡すケンジ。

譲り合うその二人を見て、周囲の女性客らは静かに、しかし確実に何某かを悟った空気が流れました。

しかし、シロさんはそれを振り払うようにスコーンを一口かじると「お、美味いな!これ」と声に出したのです。

「でしょ?ランチのスープやサンドイッチも美味しいんだよ?」
「へぇ…カフェの飯ってのもばかにならんなぁ」

そう言ってミルクティを飲むシロさんを、ケンジはうっとりと眺めていました。

「あぁ…いっぺん、シロさんと二人でこの店来たかったんだぁ…こーんな天気の良い日に…シアワセ!」

そういうケンジを、シロさんは優しく笑って見ていました。

「ゴメンね…いや___ありがとね…付き合ってくれて」
それは二人の約束。
こういう時に謝らない、という。

「なんだよ、改まって?」

「シロさん…可愛いカフェとか興味ないの解ってたし、それに」

周囲を見回すと、そこは女性ばかり。

「気になるでしょ?」
「…うん」
「乗り気じゃなかったんじゃない?…余計なお金も使わせちゃったし…なんで付き合ってくれたの?」

ふむ、と一瞬考えて、シロさんは答えました。

「なんとなく、な。もう、良いかなぁって思って」
そういう彼の口元は穏やかに笑っていました。

「ねぇ、シロさん、襟足伸びてきちゃったね。帰ったら切ってあげるよ」
手を伸ばしたケンジが髪をつまむと「痛ってぇ!」とシロさんが言いました。
「あ、ごめーん!」
「お前、ワザとだろ?」

そんな小さなじゃれあいも、笑って流せるようになった二人でした。

いつもの二人

シロさんが小さな座卓でパソコンをたたき、家計簿をつける傍らで、ケンジがその襟足にはさみを入れていました。

「お!年末25000円で収まってる!たまに税込みと税別間違えるけど…」

シロさんがもっともウキウキする瞬間です。

「シロさん、髪の毛多くて羨ましい…俺なんか、パーマで結構ごまかしてるのに」

良いなぁ、と呟くケンジ。

「でも白髪がなぁ…日増しに増えてるよ」

クスッと笑うケンジ。

「俺ら、薄毛だの白髪だのって」

「しょうがないだろ?
お互いイイ歳したおっさんなんだから。
だからさ。
もう、あんまり気にしなくても大丈夫だって」

「ん?」

「さっきのカフェの話。
俺もさ、相方として、なるべくお前にはハッピーでいて欲しいと思ってんだよ。
だから、お前がうれしいんなら、別に全然良いんだって。
お前が幸せ感じるなら、これからカフェくらい何度でも付き合うよ」

ケンジが背中からシロさんを抱きしめました。

「うぉ!お前!鋏!!!」
「だってぇ…」
「びっくりしたぁーーーー殺されるかと思ったー!」
「殺すわけないじゃん。死ぬときは一緒だよ♡」
「だから、殺すとか死ぬとか言うなって」

笑って体を離したケンジが、もう一度シロさんに抱き着きました。
静かにその時間が流れ、そして夕食の準備の頃合いになりました。

ナムルと、アスパラ、卵入りのエビチリと贅沢なご飯です。

「聞いてるだけでよだれ出そう!」

「アスパラは高かったけど、正月だし、許そう!」
とんとんとん、とリズミカルな包丁の音がしています。

じゃれあうように料理する二人。

「大丈夫か?」
「やだ、シロさん優しい~惚れ直す!」
「ちゃっちゃとやれ!エビの鮮度が落ちる」
「恋の鮮度は落ちてない?俺たちの」
虚を突かれたように顔を上げたシロさん…。
「…保ってるんじゃないか?」
「保ってる?良かったぁ」

そして今日も堅実で素敵な晩餐の皿が食卓に並びます。

「「いただきます!」」

向かい合って座る二人の、それは至福の時なのでした。



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【きのう何食べた?】最終回(12話)の感想

ああ…終わってしまった!

しかし、最後の数分間はかなり冒険的な試みであったような気がします。
ていうか、二人がじゃれているシーンの殆どはアドリブだったのでは…???
内野ケンジがノリノリで、それに引っ張られながらも西島シロさんもまんざらでもない反応を返していて、ちょっとびっくり。

原作にはないテイストで、むしろよしながさんが以前発行した同人誌の中の二人のよう。

それでも、きれいに収まった12話でしたね。

最後のまとめ方は秀逸でした。
本当はもっともっと沢山のエピソードを抱えた、沢山のキャラクターがいたのですが。

見事にそぎ落としてシロさんとケンジの二人に、そして今回は両親に絞って焦点を当てて描いた40分。

そして中村屋のレジのお姉さんまでちゃんと忘れずに掬い上げてくれる細やかさ!

制作陣がどれほどこの作品世界を理解しているか、が伝わってくる嬉しいシーンでした。

ちょっとだけ残念だったのは、実家へのお年始の帰り道の二人のやり取りが少しだけ手を加えられていたこと。

原作ではもうちょっと踏み込んだ言葉のやり取りになっていて、逆に私はそこで交わされる言葉がとても好きだったので…うーん、ブルーレイのディレクターズカットで原作通りのシーンも収録してくれないかなぁ…と思ってしまいました。

それでも。
ケンジが咽び泣くほどに味わった幸福感を、内野さんが見事に表してくださったので、満足。

12話で描き切れなかった彼らの暮らしと人生を、ぜひ同じキャスト&スタッフでまた描いてもらいたいなぁ…。

原作ファンとして、こういうメディアミックスは大歓迎です。



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【きのう何食べた?】最終回(12話)の評価評判


ああ、確かに性悪って一人もいない!
当たり前すぎて、改めてそんなこと考えたこともなかった…。


はい、確かにあのバックハグはヤバかった!
きっと全国のファンは悶絶しているに違いない。
あれは正しい西島秀俊と内野聖陽の使い方!


私が思い出して複雑になるのは、今帝劇でやってる「エリザベート」の死の王、トート役。
美麗で素晴らしいヴィジュアルが、…まさかこんなに可愛くなっちゃうなんて…。
↓ちなみにそのヴィジュアルはこんな感じです。

まとめ

シロさんの父・悟朗さん役の田山涼成さん、二回目の登場でしたが、すっかり悟朗さんでしたね。
顔色がさえなかったのは病後の設定であるが故でしょうか。

降板された志賀廣太郎さんバージョンも脳内で妄想するといろいろ比較出来て、倍楽しめるなぁ、と思いました。

さらりと描かれていたあのカフェのシーンですが。
イリヤプラスカフェ カスタム倉庫というらしい、浅草近辺のお店のようです。

メインの舞台は阿佐ヶ谷近辺なので、どこでもドアでも使ったかケンジ(笑)?!

まぁ、ドラマはファンタジーなので、細かいことは気にしてはいけませんね。

12話にわたって描かれてきた中年男性の恋と生活の物語。

これ以上はないほどの出来だった、と思います。

西島さんはシロさんだったし。
内野さんはケンジだった…。

これ以降、彼ら以外のキャストは考えられません。

あ、小日向とジルベールもね!

週末のお楽しみにはぴったりの素敵なドラマでした。
続編の製作を、激しく希望します。

そうそう。
ダ・ヴィンチ2019年9月号(8月6日発売)で___今回のドラマが好評を博し、さらに「大奥」も幕末で大詰めと言うことで、よしながふみさん特集を組むようですよ。
興味のある方は是非ご覧くださいね。

明日は蕪の葉とジャコ炒めを作ろうかな。
真夜中の飯テロドラマ、最高に楽しかったです!

久々に”ロス”を味わうドラマになりそうです、マジで。



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