2019年夏ドラマ

ドラマ【Iターン】2話のあらすじネタバレと感想!狛江、お犬様に翻弄される…。

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ドラマ「Iターン」第2話が2019年7月19日(金)深夜に放送されました。

大手広告代理店宣告社勤務のリーマン・狛江光雄45歳(ムロツヨシ)。

ひょんなことから上司に睨まれて左遷されたあげく、単身赴任で飛ばされた最果ての街・阿修羅市で二組のヤクザに絡まれてついうっかり杯を交わし“舎弟”にされてしまった彼。

表向きは閉鎖寸前の支店を任された崖っぷち会社員…そしてその裏では新人ヤクザとしての二重生活を強要されることになってしまったのです。

ここでは、「Iターン」第2話のあらすじ(ネタバレ)と感想、視聴者の声を紹介していきます。

【Iターン】2話のあらすじ(ネタバレ)

悪夢の始まり

阿修羅市の裏の顔、冷徹なドラゴンファイナンス社長・竜崎(田中圭)と昔気質の岩切組組長・岩切猛(古田新太)の板挟みになった狛江は、なりゆきで岩切組の舎弟となり、その庇護下に入りました。

竜崎からの追撃を逃れるためとはいえ「舎弟となったからには上納金払うのは当たり前」と迫られ、困惑します。

ここは阿修羅市。
そして今では壊滅寸前のヤクザの仁義に則ってまわる世界では、一般的な倫理観など全く役に立ちません。

金を払うか。
それとも指を詰めるか。

迫られて飛び起きると、それは夢でした。

小さなアパートの畳の部屋に、ベッドと石油ストーブと小さなこたつ。
侘びし過ぎる単身赴任生活の住まいで、彼は呟くのです。

「僕は、ちょっとした出世と、ちょっとした幸せを求めていただけなのに…!」

なぜヤクザにならなければいけないのか…その展開のあまりの理不尽さに、狛江は白目をむいたまま崩れ落ちてしまうのです。

ピンチはチャンス?!

やる気のない営業・柳(渡辺大知)と、さらにやる気もへったくれもない事務員・美月(鈴木愛理)を前にした朝礼で、狛江は二人を鼓舞し、低迷を続ける阿修羅支店の売り上げを10倍に伸ばそう!とハッパをかけますが。

美月は途中から朝食のメロンパンを食べ始め、柳は「無理に決まってますよ」とぼーっと話をスルーしていました。

美月にとってはすべてが他人事のようで「支店長だったらできますよ~」と励ましにもならないコメントを発し、狛江は生温く笑うしかありません。

確かに、ドラゴンファイナンスの広告の仕事は請け負うことができましたが。
機嫌を損ねた印刷屋の土沼(笹野高史)が意図的に誤植をしたせいで賠償を求められ、その経緯も嫌味な上司・高峰部長(相島一之)に探られた上に見捨てられてしまい、自腹でその補償金を工面せざるを得なくなったのです。

なけなしの預金、100万円を銀行で下した狛江は残りを怪しげな金融会社をハシゴすることでそろえようとするのですが。

たった一日で、多重債務者という訳アリの身に堕ちてしまったことを悔いながらも、逃亡すれば一発で一家離散という崖っぷちの彼は、もう他にどうすることもできなかったのです。

彼にとっては究極のピンチが畳みかけるようにのしかかり、逃げ場もないままに翻弄されていたのです。

リアル“阿修羅くん”襲来

狛江が竜崎に容赦なく搾り上げられた末にふらふらと会社に戻ると、美月が慌てて飛び出してきました。

彼女が指さす先には、阿修羅市のマイナーなゆるキャラ・阿修羅くんの被り物をつけた岩切とその舎弟・桜井(毎熊克哉)が待ち構えていたのです。

「困るじゃないですか!ヤクザと付き合ってるなんて会社に知られたら、借金の返済もできませんよ!」

そういった狛江を、おもむろに立ち上がった岩切が思い切り平手で殴りました。

床にふっとぶ狛江に「ワシなめとんかお前」とたばこの煙を吹きかける岩切。

こちらも「迷惑料500万や」と骨の髄まで搾り上げられそうな気配に、狛江は絶望するのです。

そもそも、岩切にとって狛江は既に舎弟です。

そこに桜井が“当番表”を手渡しました。

電話や調理など、組を回していくために必要な仕事を舎弟らが分担している、その中に既に狛江は組み込まれていたのです。

「それと、オジ貴の名刺も作っておきました!」

恭しく手渡されその束にあったのは___

北東会三代目
岩切組
舎弟 狛江光雄

代紋もばっちりなうえ、住所も電話番号も明記されているヤクザのアイデンティティの塊のような名刺に、狛江は眩暈を覚えました。

「しっかり働けよ」
「それじゃ、オジ貴、失礼します!」

二人が去った時には、狛江は倒れるのをこらえるのに必死でしたが、その直後に追い打ちをかけるような電話が、高峰部長からもたらされたのでした。

「ゾンビ見るより難しい仕事」

オフィスのPCのテレビ電話で「大きな仕事は獲得できそうか?」と余裕綽々な高峰。

地方都市では主だった企業の広告はずっと古い付き合いのところが独占しているものなのです。

「そんなことだろうと思って」

と高峰はとある話を持ち出しました。

丸越百貨店の販売促進部・深町部長(TKO 木下隆行)が「話ぐらいなら聞いてやってもいい」と言っている…ひと月以内に“落とし”て欲しい、と。

「かしこまりました」___今の狛江には、他に返事のしようがありませんでした。

その様子を見て、美月もさすがに「嫌がらせですね」と状況を察し、柳は「丸越の仕事取るのって、ゾンビ見るより難しいっすよ」と狛江に同情的な視線を向けるのでした。

深町部長は、宴会のプロと呼ばれる男で、接待にもとても厳しく、他社にはノイローゼになった営業もいるのだ、と。

「やるしかない…売り上げ10倍にするまで、やるしかないんだ!」

玉砕覚悟で接待の機会を得た宣告社でしたが。

深町の指定する店は超高級寿司店…。
「豪華すぎる…」と狛江は真っ青です。

財布の中身が気になって冷や汗を流す彼をよそに「私、回らないお寿司って初めてなんです!」とはしゃぐ美月と空気を読まずに食べまくる柳。

仕事の話をする前に、食べたいだけ食べた深町は美月にセクハラめいた言動を始め、それをかわそうとしたした柳に腹を立てて席を立ち、見事に接待は失敗してしまったのです。

悪い話?

その夜、狛江は妻の敦子(渡辺真起子)に電話をしますが、趣味のベリーダンスに多忙な彼女は「何?悪い話じゃないでしょうね?」とけんもほろろです。

「クビにだけはならないでね!遥だってまだまだお金かかるんだし!」

「そう金!金!言うなよ…!」

時間がない、と切られた電話に呆然とする狛江。

「亭主を何だと思ってるんだよ…」

寿司屋の領収書に書かれた数字は51,000円。
なけなしの財布の中身が全てあの数分に消え、しかも深町部長とは仕事の話は一瞬たりともできず、ただ金を払って失敗したのかと思うと、絶望しか感じられなくなってきていました。

ぼうっとした頭で、無意識に出た電話に「敦子、お前金金言うなよ!」と怒鳴ってしまった狛江ですが…ドスの利いた声が迸りました。

「なんじゃと?すぐに来んかいっ!ワレ、当番じゃろう!」
___それは間違いなく次の地獄の扉が開いた合図だったのです。

「当番」の正体

岩切組のオフィスにすっ飛んでいった狛江の目の前には異様な風景が展開していました。

部屋住みの桜井や西尾(塚原大助)・牛窪(菊池均也)らは内職に折り鶴や造花、ちまちまとネイルチップなどを作っており、キッチンには賄担当の伊丹(森羅万象)が立っています。

今の時代はシノギも厳しくて…というにはあまりにも慎ましい姿に驚く狛江。

頼まれた電話番をしていると、一本の電話がかかってきますが、一方的に怒鳴り散らしたあげくに名乗りもせずに切られてしまうのです。

「ここにかかってくる電話は全て“俺”か“ワシ”です。相手の声を覚えるしかないんです」

桜井のアドバイスは全く役に立ちませんが、そういう世界なのだということは身に沁みました。

ナンバーディスプレイや電話番号の登録を…という狛江の言葉は「通話履歴を残すわけにはいかないし、親父は昔気質なので!」と封殺されてしまうのです。

まんじりともせずにその夜が明けたころ、岩切の出勤時間を迎え、組員たちはにわかに忙しくなりました。

事務所の棟続きに住んでいる彼が玄関から出てくるところを迎え、そして朝刊の束を渡す…それは大切なセレモニーだったのです。

「あの新聞を全部読むんですか?」

驚く狛江に、桜井はこともなげに言いました。

「新聞全紙、最近ではネットニュースも読みます」

それは勉強熱心という訳ではなく…なんと、恐喝のネタ探しだというのです。

岩切が抱きかかえていた小さな犬をおもむろに狛江に渡しました。

「今日からお前も、ショウゾウの散歩係や!」
当番表に書かれていた謎の言葉…“昌三様”とは…岩切の愛犬の名前であり、その散歩係を意味していたのです。

・一回30分前後
・1㎞以内
・朝夕二回
・拾い食い注意

ルールを伝えられて散歩に出された狛江でしたが。

組員らから「昌三さん」と尊称付きで呼ばれているお犬様は、実はこの岩切組という組織のヒエラルキーの最上位に君臨するお犬様だったのです。

「前に昌三さんに下痢させた当番は、行方不明になりました」

桜井の言葉に目をむいて昌三を見つめる狛江。

「…これからよろしくお願いします…昌三さん」

訳も分からないだろう彼は、キャン!と返事をしました。

狛江の立ち位置

公園で昌三のウンチを片付ける狛江は、自分が岩切組では昌三さんより下のヒエラルキーにいるのだという事実を噛み締めていました。

油断した彼の手をすり抜けるようにして駆け出してしまった昌三を必死で追いかける狛江…滑稽でありながら、しかしそのチェイスはまさに命がけのデッドヒートでした。

なんとか無事に昌三を連れて事務所に戻った狛江でしたが。

休む間もなく、かかってきた電話で駆り出され、メモを片手に足を踏み入れたこともない飲み屋街に向かうのでした。

紫色の看板には「来夢来都(ライムライト)」。

そこは古びたスナックで、泥酔して暴れている酔っ払いを何とかしてほしい、と岩切組に連絡してきたのです。

ママの麗香(黒木瞳)とホステスのめぐみ(森田望智)で切り盛りしているこの店の、いわゆるケツ持ちを務めることになった狛江は、しかし“ケツ持ち”の何たるかも知らない状態で修羅場に放り込まれ、ただ呆然と暴れまわる酔っ払い二人に向き合うしかなかったのです__。



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【Iターン】2話の感想

現状、狛江にはあまりにも救いがありません。

なさ過ぎて、逆に彼が報われる瞬間を追い求めて目が離せない、という気がしています。

そんな彼の上に君臨するお犬様の昌三さん。

かわいい!
かわいすぎる!

一話目のエンディングを見た時に、波打ち際ギリギリをちょこちょこと歩く彼を心配するツイートも見かけましたが。

ただ狛江と岩切を歩かせるよりずっとシーンに深みと和やかさが加味される…小さいお犬様なのに、凄い存在感です(笑)。

そして、前回に凄いインパクトを残した村下孝蔵さんの初恋が流れるなかで駆け出してしまう昌三さんを追いかける狛江の切ない心境…。

報われなさすぎて気の毒な彼をさらに落とす昌三さん。

しかし彼はほかの人間のキャラのような邪気がないため、どのシーンもさらりと流せてしまうのです。

しかも、原作には彼はいなかったらしいと知り、ドラマ化に際して彼のキャラクター(?)を構築して登場させたスタッフさん、素晴らしい!と思いました。

さて、今回の狛江を見ていて「この流れには何かデジャヴを感じる」と思ったら…アニメの「小公女セーラ」でした。

突き落とされて叩き落されて、そんな雌伏の時を耐え抜いたセーラの結末と、エンディングで和やかに笑い合う狛江と岩切の姿がどこか重なり合うのです。

そこまで行くには、まだまだ時間がかかるんだろうなぁ…。

風向きが変わって、狛江に運気が向いてきたら…阿修羅市になにか奇跡が起きるんでしょうか?
そこに至るまで、恐らく見ている側にとっても雌伏の時は続くのでしょうね。



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【Iターン】2話の視聴者の声


↑今日は圧倒的に昌三さんのターンでした(笑)!

↑実際、これはゲームで異次元に放り込まれる勇者の話よりも過酷で辛い物語だと思うのですが、それを紙一重で”コメディ”に転じているのがムロさん始めとするキャストさんたちの力量だと思うわけです。


↑そして物語の中で最上位に君臨する昌三さん!
このつぶらな瞳と、エンディングに登場する可憐なお散歩姿にメロメロのファンが続出しているのです!

↑激しく同意です。
キャラはそれぞれめっちゃ濃いのに、いい具合に混ざり合っていて40分間ノンストップで激走する感じ。
仕上げに海辺を散歩する岩切と狛江と昌三さんの静かな取り合わせが「男たちの挽歌」を思い起こさせたのです。

まとめ

今回は終盤に麗香さんが出てきて、蓮っ葉な彼女のタンカがカッコ良かったな、と。

昭和のニオイがぷんぷんするクラシックなスナックも“らしく”てぴったり!だと思いました。

タロット占いが得意だという彼女が狛江をどう見るのか、とか。

現状、どちらを向いても目の前真っ暗で竜崎と岩切の間で四苦八苦し、本業も絶望的な狛江は、次回も八方ふさがりのような日々が続くようです。

それにしても任侠の世界は濃い。

電話の取り方一つもこうまで違うとは…?!

合理主義な現代ヤクザの竜崎と、古典的任侠の系譜を引き継ぐ岩切の二人の間で搾り取られまくる狛江に、次回の終盤には少しは救いと癒しがあるかなぁ。

地獄の果てに彼が見るものを知りたい。

そして少しでも報われる瞬間があってくれたら…!

そう思いながら、今、三話の予告編をリピートしているのです。



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